ADLは “Advanced Distributed Learning” の略であり、文字通り、先端分散学習の研究開発と啓蒙を行っている組織です。2013年に学習経験履歴を記録して活用するための新規格 xAPI ( Experience API ) が発表された際に、「TLA」(Training and Learning Architecture) という全体構成が提示されました。
今回の展示会においては、その発展形として、同じ略語ながらも「TLA」(Total Learning Architecture) と発表され、内容が変更になっています。
《 旧TLA 》 《 新TLA 》
経験のトラッキング → 学習のアクティビティ
学習者のプロフィール → 学習者のプロフィール
コンピテンシー・ネットワーク → コンピテンシー
コンテンツ・ブローカリング → コース構造
特にコンテンツの扱いの部分が強化されており、ECC (Enterprise Course Catalog) として、各場所に存在する不分類のデジタル教材・コンテンツを、如何にシステム的に活用しやいようにして行くかが課題とされています。
これはまた、マイクロコンテンツの活用や、近年、ヒューマンリソース分野から急成長してきている LXP ( Learning Experience Platform ) と組み合わせて高度化させていくことが検討されています。
弊社では、このアーキテクチャに合わせたサービス提供を強化していく計画です。
Written by Hiroshi Maeda
※ ジンジャーアップでは、xAPI/ LRS/ cmi5 規格による先端学習管理システムを開発し提供しております。ご興味のある方は → こちら からお問合せください。