· 

LIGP2024表彰式

新人の広報担当Fです。

株式会社ジンジャーアップは2024年7月19日(水)に有楽町の東京国際フォーラムで行われたLIGP(ラーニングイノベーショングランプリ)2024表彰式に出席しました。

 

弊社は本グランプリのプラチナスポンサーです。

 

 アメリカの建築家ラファエル・ヴィニオリ氏によるスケルトンな構造が印象的な、東京国際フォーラム・ガラス棟で表彰式が行われました。

 

これまでにない学習・教育方法やスタイル、革新的なラーニングテクノロジーを発掘し、新たな学習・教育環境を提案するため、高等教育機関(大学・大学院・高等専門学校等)の研究室(チーム)や若手研究者を対象に一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)が開催しています。

広報F:2016年から開催されているLIGPですが、2024年はどんな研究が多い印象がありますか?

井手社長:今年はchatGPTを活用した、生成AIによる研究が増えてきました。完全にトレンドは生成AIですね。年々応募数が増え、レベルも上がり選考が難しくなりつつあります。

広報F:研究のトレンドの移り変わりが早いですね。しかし、その分ワクワクも増えますね!


最優秀賞、別名ジンジャーアップ賞は?

広報F:受賞者の皆さまによる公開プレゼンテーションの後、実際に表彰式が行われました。他の受賞者の皆様も公開プレゼンに熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 

表彰式&受賞者プレゼンテーションは事前申し込み制で無料!

少しでもラーニングテクノロジーのトレンドをキャッチしたい方にはおススメです。

 

プレゼンテーション後、弊社代表・井手より賞の授与
プレゼンテーション後、弊社代表・井手より賞の授与

最優秀ラーニングイノベーション賞(ジンジャーアップ賞)

・ハイブリッド講義受講者間のコミュニケーションを促す遠隔操作ロボットの検証

電気通信大学 柏原研究室eDXチーム です。➡➡➡詳細はこちら

 

おめでとうございます!

左:ジンジャーアップ代表取締役・井手啓人、中:電気通信大学・有賀氏、右:LIC審査委員長・綾部 貴淑氏
左:ジンジャーアップ代表取締役・井手啓人、中:電気通信大学・有賀氏、右:LIC審査委員長・綾部 貴淑氏

広報F:ジンジャーアップ賞に輝いた、電気通信大学 柏原研究室eDXチーム・有賀さんに少しお話をお伺いしたいと思います。

このたびはおめでとうございます。

 

有賀さん:ありがとうございます。

このような名誉ある賞を頂きまして光栄です。

 

広報F:ハイブリッド授業の際、オンライン参加者がロボットを操作し、現場のモニターを動かして周囲を見回したり、おじぎをしたり、まるでその場にオンライン参加者がいるようなヒューマニティーを感じました。

 

今回の研究のきっかけとなったことは何でしょうか?

 

有賀さん:柏原先生がセンター長をされている、電気通信大のeラーニングセンターのプロジェクトのeDXチームで、「自分は何ができるのか」がきっかけになりました。

 

そして、コロナウイルスによるパンデミックです。

僕はちょうどその時期に大学に入学し、遠隔授業になり課題感を持っていました。研究室に入ったタイミングで先生から今回の研究をすすめられました。

 

広報F:例えば、隣の席の人と話す、少し同じチームの人とその場で話をしたい場合、目線を送るなどオンラインではなかなか難しいですよね。

かなり革新的ですが、特に苦労された点は何でしょうか?

 

有賀さん:もともと存在するものを使っていたので、どういう題材やモノを行うか、実験状況の設定やどういうアンケート内容だったら結果が出るのか、結果がしっかり出せるような工夫、どういう事を被験者にしてもらうか。

そこに苦労をしました。

また、何回も実験するのがむずかしいので、そのために予備実験を何回も行いました。 

広報F: 今回の研究が一般的になればますます遠隔授業など身近になりますね!

目下の課題は何でしょうか?

有賀さん:今回、eDXルームの一部分で検証と実験をし、成果が出ました。

コミュニケーションの要因を分析していますので、ロボットじゃなくても別の何かで代用ができるのではないだろうか?色々な手法が検討されると良いと思います。

 

広報F: ありがとうございました。

近い未来に実現できそうな気がします。


ラーニングイノベーショングランプリの意義

広報F:今回、最優秀ラーニングイノベーション賞の有賀さんをはじめ、いずれの研究も興味深かったのです。弊社ジンジャーアップがLIGPのプラチナスポンサーを続ける理由はなぜなのでしょうか?

 

井手社長:一見、わかりにくく可視化しにくい分野ですが、教育・人材育成の企業と、革新的な学習・教育環境を研究している研究者や教育機関のマッチング機会を拡げ、彼らを応援したい理由からスポンサードしています。

 

また、企業側としても素晴らしい研究者とコミュニケーションを図りたく、協業や企業へジョインのチャンスもあります。

 

広報F:なるほど!!

研究者と企業双方にメリットがありますね。

 

井手社長:LIGPでは、学生だけでなく若手研究者(2024年5月8日時点で40歳未満)からの応募もどんどん受け付けます。

そういった意味でも門戸は広いのです。

 

また、自分たちの業界内は仲が良く、ラーニングテクノロジーやラーニングプラットフォーム、それに関わるDX化など、日本全体の底上げを我々でしてゆきたいです。

広報F:そうですね。若手研究者の方々を応援したいです。
それにしても受賞後の記念パーティー、お料理美味しかったですね!オードブルにラザニア、

某有名ホテルのカレーにミニケーキまで♪

 

井手社長:君、食べることには饒舌やな(笑)。

ま、打ち解けた雰囲気のほうがコミュニケーションは活発になるので、ビジネスチャンスのまたとない時間になることは間違いないですね。


LIGP2024の受賞者の皆様、おめでとうございました。

短いながらも大変有意義な時間を共有できたことに、大変感謝しております。

今回の受賞が皆様の今後の研究や業績に活かせますよう、心より祈念しております。

また、LIGP関係者の皆様お疲れさまでした。

 

 

ジンジャーアップでは企業研修や学校教育のeラーニングシステムのプラットフォームを作っているシステム会社です。最近ではChatGPTなど生成AIの活用による、業務効率化推進のお問い合わせも増えてきております。

 

「社員研修をChatGPTで何かできないか?」

「増えた研修(教育)デジタルコンテンツをスッキリしたい」

 

などまずはお問合わせフォームからお気軽にどうぞ。

 

また、このブログの感想やご質問も頂けましたら幸いです。 

最後までお読みいただきありがとうございました。