人的資本の情報開示と人材育成
株式会社ジンジャーアップ 教育プラットフォーム戦略室長 杉 眞里子
今、人的資本経営に世界的に注目が集まっています。それは、人こそ財産であり、活用によっては、何倍、何十倍にもなる貴重な資源だと投資家を初め、皆が気づき始めたということです。日本でも、少子高齢化等の影響で、労働力が不足しているため、人材の活用は重要な課題です。
人材をどう活用しているか、社員が働きやすい環境を提供しているか、等を定量的に示す「人的資本の情報開示」が義務化され、人材活用や育成は、できたらやりたい、ではなく、やらなくてはならない、に、なりました。
日本政府も、学び直しやリスキリングを提唱しています。
いきなり高度なことにチャレンジするのは、人も企業も、難しいですが、今からでもできることがあります。それは、少しITの力を使って、学習履歴をまとめて個別最適化を検討したり、社員の教育環境についてどうあるべきか、を考えたりすることです。
ラーニングシステムの世界も進化しています。xAPIの形式であらゆる経験、さまざまなデータを統合することができるようになり、従来のラーニングシステムでは考えられなかったことも、可能になりました。
今回は、これら、ラーニングシステムを考える際に、大事なポイントもお話しています。
(目次)
1.人的資本経営に世界が注目
2.人的資本の情報開示
3.日本の課題
4.国をあげての学び直し リスキリングの背景
5.人的資本の活用 今からできること
6.人材育成とテクノロジー
7.これまでのLMSの課題もLRSで解決
8.LRS活用 成功の秘訣
これまでのLMS(ラーニングマネジメントシステム)だけではできなかったことが、xAPI, LRS(ラーニングレコードストア)では、実現できます。
社員教育を初めとして、人的資本に投資する企業が成果をあげていることもあり、海外の最先端企業は、LRSを活かすことに気づき始めていて、LRS活用によって、社員の意欲向上や業績アップを実現しています。これらの事例についても具体的にご紹介していますので、きっと何かヒントを見つけていただけると思います。
日本ではまだ、聞きなれない「xAPI」や「LRS」。これらを活用して、成功するためには、重要なポイントも3つ、あります。
事例と3つのポイントから、どうすれば学習者の意欲が向上し、業績がアップするのか、一緒に考えてみませんか。
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