「次はYouTubeですか?
ええ、やりましょう!」
電話口で、システムデベロップメント部の王は、自信を含ませて、リーダーの福海に返答をした。ジンジャーアップの LMS「eラーニングマネージャーZ」は、動画配信サービスである Millvi(ミルビー)と API 連動し、今回、別サービスである vimeo(ビメオ)との API 連動開発を終わらせたところであった。
eラーニングによる教育やトレーニング動画を利用することは年々増加しており、ジンジャーアップは安定した動画配信サービスを利用した学習を推奨している。ところが、単に、LMSから動画教材を呼び出しただけでは、開始・中断・終了の学習進捗状況が把握できない。そのため、LMSと動画配信サービスとをAPI連携し、それらのアクションが LMSに学習履歴として記録されるようにしたのである。
こうして、次は YouTubeとの連携である。YouTubeは利用料無料という大きな利点があり、学校関係での利用も拡大している。これにも対応した開発を行ってサービス提供しようと、福海も王も士気が上がっていた。そして、その後、YouTube連携も実装し、サービス開始した。
現在、eラーニングではきちんと視聴したかどうかを判断したいというニーズがある。
そのため、動画途中でテストを入れたり、視線位置監視などのオプションも検討を進めている。
さらには、収録された動画ファイルの配信のみならず、現地からのライブ配信を行うことも可能だ。
コロナ禍により集合が厳しい環境において、講義やセミナーを遠隔配信することで、eラーニングの学習と研修聴講とを行えるコースを自由に設定することができる。
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