目標実現には、「未来をイメージする力」と目標の前に小目標をひとつひとつ実現していくというコツをお話ししました。
そして、それらを行なうと同時に身につけておかなければならない「3つの能力」があります。
それは、「内在的動機付け」と「問題解決能力」、そして「変化に機敏に対応する」という3つの能力です。
まず「内在的動機付け」ですが、これは打算的な目的ではなく、自分がやっていて楽しい、充実感があるもののことをいいます。
例えば、ギターを弾くのが好きな人であれば、誰かに言われて弾いているのではなく、ギターを弾いていることそのものが楽しくて自分の意思で弾いているのです。
このように、やっていて楽しいと思えるようになればシメタものです。
当然ギターに限らず、どんなものでも最初は興味がなくても、やっているうちに少しずつ面白くなることもあります。
興味をもって取り組んで行く姿勢が大事だと思います。
面白くなってくると探求心が湧き長続きするようになります。
次に、「問題解決能力」です。
いくら好きなものでも、うまく行かないことも多々でてきます。
そんな時にあの手この手で、その問題を解決するために試行錯誤できる能力が必要です。
自分の好きなことを途中で簡単に諦めるのではなく、意識を全集中して「脳みそがチギレル」くらいまで考えて打破しなければなりません。
そして、「変化に機敏に対応する」能力です。
物事を計画通りすすめていても、新型コロナウイルスの蔓延や他国からの武力侵攻の可能性もあります。
そういった不測の事態にもアメーバのように臨機応変に対応していく能力が必要となります。
こういった状況下でも、自分のプランを活かせる方法を考え抜いて探っていかなければなりません。
これらの「3つの能力」を駆使すれば、目標の実現はグッと近づいてきます。