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あなたにとって大勢の中の一人のお客様でも・・・

今回は、長ったらしいテーマで申し訳ありませんが、「あなたにとって大勢の中の一人のお客様でも、その人にとってみれば、あなたはたったひとりの頼れる(憧れる)人」です。

あなたが、営業や販売職であれば、おそらく大勢のお客様がいることと思います。
または、あなたがショービジネスの世界にいる人であれば、沢山のファンがいることでしょう。

Aというお客様(Aというファンの方でも構いません)は、あなたにとって、大勢いる中のひとりです。でもAさんにとってみれば、あなたしか頼れる(憧れる)人はいません。

もちろん、お客様の中には、たくさん買ってくれる人から少ししか買ってくれない人まで様々です。

自然とあなたは、お客様を区別して対応していませんか。

当然同じ労力をかけて、売上げに差がでれば、差をつけてしまいがちです。

よく、「ひとりひとりのお客様を大切に」と言われます。
今は、少ししか買ってくれなくても、その人にとってのあなたは、ひとりしかいないと認識して、丁寧に接していると、次に多く買ってくれるかもしれませんし、沢山買ってくれる人を紹介してくれるかもしれません。

それよりも強烈(結果的に)なのは、口コミです。
「あの人は本当に素晴らしい」とひとりの人が思うと自然と口コミでその良い噂は広がっていくものです。

反対に、大量に買ってくれるお客様の機嫌を損ねるとすぐにあなたから離れて行ってしまうでしょう。
つまり、どんなお客様でも、大切なお客様であることに変わりはありません。

大量に買ってくれるお客様には、心底感謝をします。
しかし、別に媚びへつらう必要はありません。

 

今は、少ししか買ってくれないお客様にも心底感謝の気持ちを持って接することができれば、優良顧客に変化してくれるかもしれません。

そういう姿勢を持ててこそ、「ひとりひとりのお客様を大切にする」ことが実践できるのです。